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活動報告

日本ユニセフ協会福島県支部設立3周年記念
「ユニセフのつどい2006 in ふくしま」開催報告

 日本ユニセフ協会福島県支部(※)では、2006年9月23日、支部設立3周年記念「ユニセフのつどい2006 inふくしま」を、福島県文化センターにおいて、県内外からの800名の参加を得て開催しました。また、実行委員会方式で開催したこのつどいは、多くの団体や個人の方々にご協力いただきました。

日本ユニセフ協会福島県支部は、2003年9月設立。会長は花田 勗(つとむ)・福島民報社代表取締役会長、副会長には伊佐早幸男・福島民友新聞社代表取締役社長と熊谷純一・福島県生協連会長がつとめます。

 今回のつどいは、設立3周年を節目として祝うとともに、アグネス・チャン日本ユニセフ協会大使を迎え、彼女の世界の各国における活動をお話していただくことにより、県民の方々にユニセフ活動について広く知っていただくことを目的としました。

  つどいは、歌手の丹治勝子さんによる「ユニセフ福島県支部の歌『ユニセフは愛』」でオープニングしました。

  次に、つどい実行委員長の工藤信行県支部常務理事が「設立3周年を迎え、節目としてさらに多くの方々にユニセフをご理解いただくことを願って開催いたしました」と主催者あいさつをしました。続いて来賓の千寿満城(せんじゅ みつしろ)・日本ユニセフ協会団体・組織事業部長からユニセフの歴史や理念、活動について報告いただきました。

  続いて花田勗県支部会長が、県支部の報告とあわせて「平成15年9月25日に日本一の県支部になろうと国内で13番目の県支部として設立されました。日本ユニセフ協会の会員になることについては、まだよく知られていない面もありますので、このようなイベントを通じ、少しでも多くの県民にユニセフの活動を知っていただき、仲間に入っていただけるよう努力していきます」と報告しました。

  アグネス・チャン日本ユニセフ協会大使の「みんな地球に生きる人〜日本の国際化と子どもの未来〜」と題する記念講演で、ユニセフ活動をさらに皆で確かなものにしようとするアグネスさんの涙ながらに語る熱いお話に参加者一同は感動しました。

  たくさんの方たちから講演の後、「良かった」「素晴らしい、感動した」「涙が出た」などの感想が寄せられました。

 
 
【アグネスさん「みんな地球に生きる人〜日本の国際化と子どもの未来〜」講演要旨】
「中学生のときボランティア活動をすることによって、世の中には悲しみや苦しみを持った人がたくさんいることがわかった。その時までは、他人のことをあまり考えなかった。小さな悩みで苦しんでいる自分が恥ずかしくなった。人間は文化が違うので、同じにはなれない。また、なることもない。大事なことはお互いに違いを認め合うことです。それが、人間の心を成長させる。また、ユニセフで活動する以前にアフリカを訪問し、難民の子どもが、唯一食べられるのものは生ゴミだった。しかし、貧しいけれど、人なつっこい子どもたちと会った時から、ボランティア心が湧き、その後、こうした活動をしたいと思い、ユニセフに入った。そして、ユニセフでの活動で、世界各国を歩き、ユニセフが写真や記事で紹介するような悲しい、凄惨な実態がさらに多いことがわかった。現地の子どもたちを思い出すと今でも涙がこみあげてきます。」
 
約800名の来場で盛り上がる会場   講演するアグネス・チャン日本ユニセフ協会大使
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日本ユニセフ協会大使
 
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