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活動報告

ユニセフ写真展「同じ地球の空の下」を開催しました
〜支部設立3周年記念企画に来展者850人超〜

 日本ユニセフ協会福島県支部(支部:福島市)は、設立3周年記念事業の一環として、2007年1月28日〜2月12日までの16日間、福島市写真美術館(花の写真館)において、ユニセフ写真展「同じ地球の空の下」を開催しました。この写真展は、全国新聞社事業協議会加盟46社(各地方紙)と(財)日本ユニセフ協会が、ベネッセコーポレーションの特別協賛により、全国の巡回写真展として開催を呼びかけているものです。

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  全国新聞社事業協議会には、本県では福島民報社と福島民友新聞社が加盟しています。また、福島民報社には県支部会長、福島民友新聞社には県支部副会長をお引き受けいただいております。

  初日(1月28日)は、県支部会長の花田勗・福島民報社取締役会長、県支部副会長の伊佐早幸男・福島民友新聞社取締役社長、根本章子県支部専務理事・福島県生協連理事の3人によるテープカットでオープンしました。なお、この模様は、両新聞と福島テレビによって報道され、開催を多くの県民に知らせることができました。

  展示会場には、写真家の田沼武能、桃井和馬、高橋邦典、渋谷篤志の4氏のレンズを通した、世界33の国や地域での紛争や貧困から生み出された子どもたちの現状を伝える83点が飾られました。

  地雷で腕を失っても笑顔で遊ぶ子ども、エイズの末期症状の子ども、キャンプ地でのテントの中での授業、銃を持ち戦争の前線に移動する子どもなど、プロの報道カメラマンの眼が私たちに問題と課題を訴えます。

  展示会場に掲げられた、4人の写真家が私たちに問いかけるパネルの一つ「ひょっとしたら、彼らが日本人として生まれ、あなた自身がリベリアで生まれていたかもしれません」の言葉が胸を刺しました。

  期間中の来展者は850名を超え、夫婦連れや家族連れ友達同士などの一般来館者はもとより、会場付近の中学校の3年生の3クラスが課外授業として訪れたり、盲学校の生徒に、付き添いの先生が、見えない箇所を説明するなどの光景も見られました。

  来展者から寄せらた144通のアンケートから何通か紹介します。

 
「医療に従事しているが、改めて自分の視野が広がった。何のために自分は仕事をしているのか考えさせられた」
「日本は恵まれているのに、なぜ自殺やいじめが多いのでしょう」
「写真には真実を伝える力を感じた。日本の教育の場でも同じ世代の子どもたちの姿を伝えていく必要がある」
「日本は物には恵まれているが、子どもたちの目は曇るばかり、幸せであることに気がつかない(もしかしたら、愛情、その他足りないものがたくさんあるのかも)」
 

会場の福島市写真美術館(花の写真館)
会場の福島市写真美術館
(花の写真館)
期間中、850名を越える来場者がありました
期間中、850名を越える
来場者がありました
4名のプロカメラマンによる写真は強く訴えかけるものでした
4名のプロカメラマンによる写真は
強く訴えかけるものでした
 
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