(公財)日本ユニセフ協会のHPはこちら
福島県ユニセフ協会 > 活動報告 ホーム
福島県ユニセフ協会紹介 会員募集 募金のお願い 活動予定 活動報告 ライブラリー リンク集
活動報告

日本ユニセフ協会福島県支部設立5周年記念
“地球のステージ”開催報告

 (財)日本ユニセフ協会福島県支部(会長:花田勗)は2003年9月に発足以来、5周年を迎えました。毎年、ユニセフ会員や市民の皆さんと共に「ユニセフのつどいinふくしま」を開催してきましたが、今年は5周年を記念して“地球のステージ1”を上演しました。

 当日(10月24日)は、あいにくの雨天にも関わらず約430人(学法福島高校生180人を含む)の皆さんにご来場いただき、会場の文化センター小ホールが一杯となりました。

 工藤信行福島県支部専務理事のご挨拶の後、2時間近くにわたって上演された桑山紀彦さんによる“地球のステージ1”は聴衆をひきつけ、魅了してやまないものでした。

 地球のステージは1996年1月にスタートして以来今回で1803回を数え、全国の様々なところで上演が続けられております。既にご覧になった方でも、何度も足を運ばれている方がたくさんいる魅力あるステージ、また日本では考えられない世界の厳しい現実を伝えてくれるステージです。

 桑山紀彦さんは、自ら世界各地への放浪の旅を経るなか、医療支援活動を通し、ボランティアの意味を知っていきます。放浪篇、フィリピン篇、ソマリア篇、東ティモール篇、旧ユーゴスラビア篇、故郷篇と続くなかで、世界で起きている紛争、貧困地域、飢餓地域での子どもたちのおかれている厳しい現実、そして必死に生きていく姿が私たちの胸に響いてきます。現地でユニセフが、子どもを守る活動、子どもの生存と成長や基礎教育の促進などの活動を進めていることが紹介され、地球のステージなど様々なNGOと協力して支援活動を進めていることが臨場感豊かに伝えられてきました。

 たくさんの皆さんから寄せられたアンケートの中からいくつかご紹介します。

  • 今回の「ステージ」を見て、自分の知らないところでこれだけ多くの命がなくなっているという事を知った。これを見てから、少しでも死んでいく子供を減らせるよう、自分もがんばりたいと思う。
  • 「ボランティアは人の為ではなく、自分のため」という言葉に打たれました。私も常日頃、そう思っていました。人に笑顔で語りかけることも立派なボランティアですよね。
  • 画像と歌がすごくマッチしていて、とても良かったです。東ティモールからの歌は、全部の思いがつまっていて、感動で涙が出てきて止まりませんでした。先生の想いがすごく伝わるコンサートで、とても感動的でした。とてもすばらしかったです!

 今回の“地球のステージ”上演に当たって500円の入場整理券を「ユニセフ協賛募金」としてお願いしてきましたが、県支部役員団体や生活協同組合等の皆様のご協力により、372枚分186,000円のご協力をいただきました。当日会場で寄せられた7,851円とともに10月31日にユニセフ協会にお送りいたしました。ご協力に深く感謝申し上げます。

開会あいさつ・工藤信行専務理事 オリジナル曲「還ろう」を熱唱する桑山さん
開会あいさつ・工藤信行専務理事 オリジナル曲「還ろう」を熱唱する桑山さん
五大陸最高峰、踏破ならぬ遠征を成し遂げる(写真はエベレスト) 感動の“メッセージ”を伝えてくれた桑山さん
五大陸最高峰、踏破ならぬ遠征を成し遂げる
(写真はエベレスト)
感動の“メッセージ”を伝えてくれた桑山さん
高校生の皆さんも“ステージ”に魅了されました 奥脇杏奈さんから感謝の花束を受けて
高校生の皆さんも“ステージ”に魅了されました 奥脇杏奈さんから感謝の花束を受けて
 
福島県ユニセフ協会 〒960-8105 福島市仲間町4-8 ラコパふくしま4F 電話:024-522-5566 Fax:024-522-2295