帝京安積高等学校吹奏楽部、クリスマスコンサートでユニセフ募金
帝京安積高等学校(穂積良一校長・郡山市)の吹奏楽部では、恒例の定期演奏会が第6回を迎え、昨年12月19日に郡山市民文化センターで開催されました。
“水とみどりがきらめく文化都市を育てましょう”のキャッチフレーズのもと「第60回郡山市民文化祭」が8月から行われてきましたが、その参加行事の一環として会場ほぼ一杯の640人が来場されて開催されました。
吹奏楽部(部員23人)の練習の合間、「自分たちはこのように練習できて幸せなのに、世界には食べることができない子どもたちもたくさんいる。何か自分たちにできることはないのだろうか。」そんな話し合いがありました。またテレビなどでも世界の子どもたちの様々な問題が報道されるのを見て、その子どもたちのために何かしたい、そんな思いが部員たち共通のものになり、定期演奏会を“チャリティコンサート”にしょうということになりました。それまで有料だったコンサートを無料にし、世界の子どもたちのためにユニセフ募金を来場者の皆さんに呼びかけました。これには父兄の皆さんからも賛同をいただき、10個の募金箱には5千円札・千円札を含む96,089円もの募金が寄せられました。
去る12月26日、大雪が舞い散る中、顧問の菊池元先生の運転で郡山から福島県支部まで、募金を届けに、吹奏楽部長の小林麻衣さん(2年)、副部長の阿部真菜美さん(2年)、前部長の冨木恵理香さん(3年)がお出でになり、福島県支部の菅田俊雄事務局長がお預かりいたしました。
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(左から) 小林舞衣さん、冨木恵理香さん、阿部真菜美さん、菅田俊雄事務局長 |
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