「福島市子どもの権利に関する条例」制定を求める請願書
福島市9月定例議会へ提出しました
福島市の9月定例議会が6日(火)より30日(金)までの予定で開催されています。
福島県ユニセフ協会では、3年越しの課題である「子どもの権利条例を福島市で実現する」ために、標記の請願書を去る7日に提出しました。
「福島島県ユニセフ協会会長花田勗」を請願人として、9団体・173個人から賛同(請願書)をいただいて、福島市議会議長粕谷悦功様に直接提出いたしました。
福島市議会選挙が7月31日に行われ、現在次の8会派がありますが、全会派の代表が請願書提出の紹介議員をお引き受けいただきました。
真政会、みらい福島、ふくしま市民21、社民党・護憲連合、日本共産党、公明党、放射線解決クラブ、無所属
特に社民党・護憲連合の杉原二雄議員には各会派からの紹介議員取り付けにご尽力をいただき、全会派からご協力をいただくことができました。
1989年11月20日に国連第44回総会で「国連子どもの権利条約」が採択され、一昨年2009年に「20周年」を迎えました。
ユニセフのつどい2009inふくしま(2009.10.21)では、“子どもの権利条約”制定20周年を記念して「“子どもの権利条約”ってなに?」のテーマで学びました。
昨年のユニセフのつどい2010inふくしま(2010.10.2)では、森田明彦先生から権利条約についてその成立の歴史的経過を含めて包括的な講演をいただき、また川崎市生涯学習財団の小宮山健治理事長からは、10年前の条例制定から現在に至るまで“子ども”が主体的に参画して進めている先進的な事例についてご講演をしていただきました。
このような3年越しの「条例制定」への運動を経て今回の「請願書」提出に至りました。
市議会の文教福祉常任委員会での審議を経て、9月30日に行われる本会議において採択されると、次に具体的な「福島市子どもの権利条例案」策定の段階に移っていきます。
どのように審議されていくのか、期待を持って注目してまいりましょう。
☆請願書はこちらから
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粕谷議長へ佐藤事務局長から提出 |
福島民報 9月8日 |
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