(公財)日本ユニセフ協会のHPはこちら
福島県ユニセフ協会 > 活動報告 ホーム
福島県ユニセフ協会紹介 会員募集 募金のお願い 活動予定 活動報告 ライブラリー リンク集
活動報告

桜の聖母短期大学令和7年度「福祉学Ⅰ」にて出前講演を行いました。

 去る7月1日(火)10:40より、桜の聖母短期大学マルグリッド館にて、令和7年度「福祉学Ⅰ」にて、出前講演を行ってきました。

 この「福祉学Ⅰ」は、1学年生を対象に、年6回、各界から講師を選定し、学ぶ授業で、講師の一人には「ルワンダの教育を考える会」の永遠瑠・マリールイズさんのお名前もございました。

 学生約70名の参加でした。

 「福島県ユニセフ協会の活動の実際と意義・理念」というテーマをいただいたのですが、最初に「福島県ユニセフ協会」について、「日本ユニセフ協会と協力協定を結んだ地域組織で、全国27組織の一つで、2003年9月に全国13番目に組織され、今年で22年目を迎えます。私たちの活動は、日本ユニセフ協会の方針に基づいて行われています。」と説明し、「ユニセフと子どもの権利&SDGs」というテーマに置き換え、「子どもの権利条約」「SDGs」「SDGsのターゲットと世界の子どもたちの現状」「ユニセフの支援活動」の4部構成で講演を行ってきました。

1.「子どもの権利条約」とユニセフ

 ユニセフは、子どものための国連機関として、子どもの権利条約が作られるプロセスに関わり、条約が採択された後は、各国が条約を締結(批准)するよう働きかけましたユニセフの活動の基盤は、「子どもの権利条約」です。

2.「SDGs」とユニセフ

 ユニセフは「SDGs」の採択に向けて、各国や関係団体との協議を重ねてきており、結果として、「SDGs」には、子どもに関する多くの課題や目標が取り入れられることとなりました。具体的には、不平等や格差をなくすための目標や、暴力から守るための目標などです。豊かな自然を次世代に残すことも、子どもたちの将来と大きく関わっているといえます。「SDGs」では、子どもたちは「守られるべき“脆弱な人々”」であるとともに、「重要な文化の担い手」として位置付けられていますが、ユニセフが「SDGs」に取り組む理由はここにもあります。子どもの権利を守ることはもちろんですが、子どもたちがSDGsの達成に主体的に関われるようになることが、持続可能な社会の実現において欠かせないと考えています。

 60分の講演の後、残りの30分を使って、学生たちは、学習した内容をもとに、レポート作成をされておりました。

 
福島県ユニセフ協会 〒960-8105 福島市仲間町4-8 ラコパふくしま4F 電話:024-522-5566 Fax:024-522-2295